LMS利用
株式会社スター精機様は1964年の設立以来、日本の経済を支える製造業に欠かせない産業用ロボットの製造・販売等で業界をリードしている企業様です。近年では、世界的な課題であるカーボンニュートラルに関して、脱炭素社会の実現に向けた再生可能エネルギーの使用や全社用車のハイブリッド・EV化など、全社を挙げた取り組みを行っていらっしゃいます。
また産業用ロボットを購入した企業様向けに、安全な使用方法や技術習得・向上を目指した技術講習会「スタースクール」を提供。今回はこちらのオンライン受講を可能にするため、弊社のeラーニングシステム「LearningWare」を導入されました。
学習管理システム(LMS) | 教材作成 | オリジナル教材提供 |
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ご利用 | ご利用無 | ご利用無 |
プロシーズ側(以下P) ── LMS(学習管理システム)導入のきっかけをお聞かせください。
スター精機様(以下S) 弊社では高温で溶かし金型に成形したプラスチック製品を自動で取り出す、産業用の「取出ロボット」などを製造・販売しております。
取出ロボットは非常に便利ですが、危険性もあり、労働災害の未然防止に取り組む必要があります。弊社ではロボットを安全にご使用いただくため、購入いただいたお客様には「スタースクール」という講習会に参加いただいています。
この講習は厚生労働省(安衛則第36号31条)が定める、産業用ロボット(教示等の業務に係る)特別教育という法定講習で、受講を終えた方には修了証書も発行しています。
これまで、学科と実技の対面講習を本社・大阪・関東で実施していましたが、受講期間が2日間あるため、拘束時間が長く、受講者や講師の負担が大きいことに問題意識を感じていました。
そこで学科だけでもオンラインで受講できれば、業務や日程調整での負担が軽くなり、より受講しやすくなるのではないかと考え、LMSの導入を検討し始めました。
また、社外向けの「スタースクール」だけでなく、社内・海外現地法人向けとしても、紙ベースで管理していた技術資料の電子化や、社内研修の効率化、海外現地法人への情報共有の円滑化を実現したいと思い、eラーニング導入を検討いたしました。
P ── LMS(学習管理システム)導入の際に重視された点はどんなことでしょうか?
S まずはコストパフォーマンスのよい運用が可能という点です。「スタースクール」は受講者の人数が毎月変動しますので、料金システムの柔軟性を重視していました。
さらに、社外向けの研修だけでなく、将来的には社内向けの研修や海外現地法人向けた情報共有としても展開したいと思っていますので、これに伴い、ユーザーによって細かい設定ができることや、多言語対応がされていることなど、機能が充実していることが重要でした。
P ── そんな中でプロシーズのLMSを選定いただいたのはどういった点が決め手になったのですか?
S LearningWareは発行するIDの数を柔軟に変更できる料金体系で、さまざまな展開を可能にするだけの充実した機能が備わっているので、先ほどの2点が実現できると感じたことです。
また、これに加え、今後の運用における拡張性という面で2点あります。
1点目は顔認証機能が実装されている点です。現状導入していませんが、スタースクールでは安全性に関わる非常に重要な内容をお伝えしておりますので、本人確認ができ、学習いただいていることを確認できる受講管理の仕組みとして、顔認証の導入は今後必須になるのではないかと考えています。
2点目は、多言語対応の言語の数です。社内研修および弊社の海外現地法人への円滑な情報提供を実現していくためには、豊富な言語対応が必要です。
この点で他社のシステムと比較すると、対応している言語はプロシーズが一番多く、決め手の1つになりました。
P ── 現在、運用に向けて準備中とのことですが、LearningWareの使い勝手や課題などあればお聞かせください。
S 現状、システム面での問題はありません。
法定講習に求められるコンテンツ作成や、システムを利用するお客様や社員に向けたマニュアル作成をどのように設計するかが現状の課題です。
整備いただいている管理者マニュアルがありますが、独自にマニュアルを作る必要がありますので、その手間がなくなるといいですね。
また、今後の準備段階や実際の運用段階でシステムに対する課題があがってくるとは思いますが、LearningWareの導入については社内外から期待の声も届いておりますので、有意義なシステム導入になるよう準備を進めたいと思っています。
P ── ありがとうございます。今後もマニュアルや運用についてもお力添えできるよう提案・サポート等させていただければと思っています。そのほかに、今後期待することはありますか?
S 現在も1か月に一度のバージョンアップを実施されていますが、今後はさらに進化していただきたいと思っています。弊社以外にも多くの企業様が導入されていますから、追加していただきたい機能などの要望は増えていくかと思いますが、柔軟に対応していただき、より良いシステムになるよう、どんどんバージョンアップしていただきたいです。
P ── ありがとうございました。ご期待に添えるよう対応していきたいと思います。運用いただく中でのご要望もお聞かせ願えますと幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。
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