ノウハウ集
eラーニングを導入するメリット・デメリット
近年多くの企業が導入しているeラーニングですが、気になるのは御社に導入した時のメリットとデメリットではないでしょうか。
まずはメリット・デメリットを紹介します。
生徒側の視点で、比較
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メリット | デメリット | |
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eラーニング |
効率的に学習できる 学習の質を均質化できる
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集合研修 |
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講師・所属組織側の視点で、比較
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メリット | デメリット | |
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eラーニング |
教材の印刷代や会場レンタル料、交通費などのコストが削減 会場手配やスケジュール調整の時間が削減 資料制作や進捗管理の手間が削減
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集合研修 |
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時間や費用がかかる
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いかがだったでしょうか。
このうち、eラーニングのメリットとデメリットについて、代表的なものを3つずつご紹介します。
メリット
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大人数の受講者たちを一か所に集める必要がない
「急な顧客対応やクレーム、大切な商談などで、出席率が悪いのは当たり前…」
「受講者を一か所に集めるので、場所や時間の調整が難しい…」
そんな悩みをお持ちの人事担当者に支持されている理由の一つが「受講者を一か所に集める必要がない」という点です。
会場に足を運んで研修や講義を受ける場合、どうしても時間や場所の制約がかかってしまいます。
そうなると、仕事の都合で急に参加できなくなる受講者が現れたり、開催地によっては受講者に遠方まで足を運んでもらう必要があるなどして、多忙な受講者たちに必要以上に時間的な負担が掛かってしまうことがありました。
こういった問題を解決しえるメリットを持つのがeラーニングです。
eラーニングはネットワーク環境下であれば、場所や時間を問わずに、いつでも受講することができます。
例えば、本来受講を予定していた時間に急な顧客対応が入ったとしても、後で改めて受講することができます。
また、受講者を一か所に集める必要がないので、会場を手配したり、参加者のスケジュールを調整する時間を大幅に削減することができます。
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教材の印刷代や会場レンタル料、交通費などのコストがかかりにくい
2つ目のメリットは、コスト削減につながる点です。
eラーニングは一度制作してしまえば何度でも利用できますので、イニシャルコストはかかりますが、その後の運営費用を低く抑えることができます。例えばこれまでなら、会場の手配や受講者の交通費、場合によっては宿泊費などが研修のたびにかかってしまい、開催するたびに大きなコストがかかってしまいました。
ですがeラーニングの場合、ネットワーク環境が整っていれば、いつでもどこでも受講することができるため、わざわざ受講者に会場まで足を運んでもらう必要がありません。
もちろん会場を借りる必要もありませんので、受講者の交通費や宿泊費だけでなく、会場の費用も削減することができます。
また、科目によっては参加者に配る資料の印刷代や、教材費などを削減することもできますので、大きなコスト削減につなげることができます。
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生徒個々人の成績情報や学習履歴を簡単に管理することができる
3点目は、受講者の管理に関する点です。
これまでは、受講者の出席情報や学習の進捗状況、成績などをいちいちデータ化する必要がありました。
その点eラーニングなら、受講者の人数や受講状況、各人の成績などを、システム上で一括管理することができ、資料制作や進捗管理の手間を省くことができます。その他にも、標準化された授業を提供することができたり、教材内容に変更が出た場合も、すぐに対応できるなど、eラーニングには多くのメリットがあります。
また、科目によっては参加者に配る資料の印刷代や、教材費などを削減することもできますので、大きなコスト削減につなげることができます。
デメリット
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生徒のモチベーションの持続が難しい
場所や時間を問わずに受講できるのが魅力のeラーニングですが、それ故デメリットも発生します。
中でも一番のデメリットとされているのが、各人のモチベーションを維持するのが難しいという点です。
個々人で時間を見つけて受講するという形を取っているため、どうしても1人ではやる気が起きなかったり、忙しいことを理由にいつまでも受講しない方が現れる場合もあります。このような場合は、メンタリングを意識したお知らせを行ったり、SNSコミュニティーなどをうまく活用し、受講者同士が関わりあえるシステムを導入するなどして、対応する必要があります。
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実技を伴う科目には向かない
2点目のデメリットとしてあげられるのが、実技に関する内容です。面と向かって講義を行うわけではないので、どうしても実技を伴う科目には向かない傾向があります。
こういった場合の対策としては、WEBカメラとマイクを使ったライブ機能を利用するなどして、遠隔で実技をフォローできる体制を整えるなどが挙げられます。
弊社のライブ授業についての説明はこちらただし、昨今VRが一般化し、実技学習にも用いられる場合があります。自動車講習の場合は、まるで運転しているかのような体験が得られ、医療分野では、難易度の高い手術もVR技術を利用することによって育成やスキルアップが期待されています。
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ネットワーク環境のない方の受講が難しい
3つ目のデメリットは、eラーニング受講に関する基本環境の部分です。
この場合、eラーニングでもCDやDVDなどを配達してくれるサービスなどで対応を行う必要があります。
これを解決するために、一度オンライン上でダウンロードし、オフラインで学習させ、オンライン状態になった際に学習履歴を送信させるといった方法をとることも可能です。
その他にも、教材製作時に工数がかかる点や、その場で質疑応答ができない点など、eラーニングにはデメリットもありますが、弊社では、教材製作にできるだけコストがかからないように簡易化したサービスや、その場で質疑応答ができるライブ機能を開発し、様々なお声にお応えできるよう努力しております。
弊社の低価格eラーニング教材についての説明はこちら
弊社のライブ授業についての説明はこちら
今回ご紹介した以外にも、企業の状況によって様々なメリットやデメリットが出てきますので、気になることがあればお気軽にご相談ください。
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