トーホー様| 活用事例・導入実績|eラーニング(イーラーニング)のプロシーズ

活用事例・導入実績

トーホー様

LMS利用

課題と施策

株式会社トーホー様は、主に外食事業者様に対し、業務用食材の仕入れ・調達はもちろん、情報・物流・調理機器・業務支援システムなど外食ビジネスをトータルにサポートするサービスをご提供していらっしゃいます。特に「toho coffee」という自社焙煎コーヒーの販売に力を入れており、良質な商品をお届けすることはもちろん、よりおいしくお召し上がりいただくための抽出法などについてもお客様にご提案しています。
今回、社内研修を運営しているトーホー人事部の皆様にeラーニング導入の背景とその効果についてお伺いいたしました。

学習管理システム(LMS)教材作成オリジナル教材提供
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eラーニングで研修の機会を拡充

プロシーズ側(以下P) ── 貴社は2017年に初めてeラーニングを導入されたと伺いました。eラーニングを始めようと思われた理由は何だったのでしょうか。

トーホー様側(以下T) トーホー様これまで弊社の社内教育は、一泊二日の集合研修が中心でした。他にも自己啓発として通信講座の案内や推薦図書の斡旋などは行っていましたが、会社として独自に行っているのは集合研修のみ。しかも入社3年目以降は、昇格時での研修となるため、毎年研修を受けることはできなくなってしまいます。

そこで社内教育の機会を増やそうということになったのですが、営業職の社員が多いため、集合研修ではどうしても参加できない社員が出てきてしまいます。こうして話し合った結果、テーブルに上ったのがeラーニングでした。これなら集合研修に来られない社員にも、学ぶ機会を提供できると思ったんです。

研修内容の向上・スキルアップを促進

P ── 運用後に導入効果を感じることはありましたか。

T トーホー様今回は大きく3種類の講座を作ったのですが、それぞれ効果を感じています。ひとつは集合研修に関するもので、事前課題と研修後のテスト、あと事後のアンケートなどをeラーニングで行ってもらうようにしました。

これらは今まで集合研修の中でやっていたことだったので、空いた時間をディスカッションやワークの時間に当てることができ、より充実した研修内容へとブラッシュアップできたと思います。実際に社員からも「質が上がった」といった声を聞きました。

2つ目は自己啓発講座です。弊社のメイン商材であるコーヒーの販売検定や、プライベートブランド商品知識の講座などを用意しました。

特にコーヒー販売検定は自己啓発にもかかわらず、2018年度だけで671名が受験しています。弊社はグループ全体で2,200名ほど、パートタイマーやアルバイトを含めると4,500名ほどですので、受講率は高いと言えるでしょう。自社のコーヒーの歴史からコーヒー豆の品種のほか、「toho coffee」の知識や弊社独自の抽出法、抽出マシンの操作方法などについても、テキストだけでなく動画を用いながら紹介しています。
プライベートブランド商品知識の講座に関しては「学んだ知識を活用してお客様にセールスしたところ、受注につながった」という営業からの嬉しい報告もあがってきています。

そして3つ目は管理者向けの必須講座で、人事・労務講座や食の安心・安全など、品質を守る上で大切にしていることを学ぶ内容となっています。

eラーニングで基準を統一

トーホー様自己啓発講座と管理者向け講座全般についていえることですが、以前までこの部分は事業所や事業会社単位で教育してもらっていたので、拠点ごとにどうしても微細なばらつきが生じていました。

コーヒーの抽出法はその最たるもので、支店長ごとにちょっとずつやり方が違っていたんです。そのため動画を見て「習ってきた方法と違う」と言われたこともありましたね。こうした差を埋めて会社としての基準を示せたのは、eラーニングだからこそできたことだと思います。

教育の基準をつくるという意味では他の講座も同じですね。教材作成に際し、拠点ごとに違っていた教育方法をひとつにまとめることができた。今までこういうものがなかった分、グループ会社をはじめ、さまざまな部門から「ベースになるものができた」と喜んでもらっています。

P ── 研修に関する詳しい話をいただき、ありがとうございます。eラーニング導入にあたり、何社か比較検討されたかと思いますが、弊社にお任せいただいた決め手はございますか。

T トーホー様最初はコスト面とシステムそのものの使いやすさ、あとは初めてのeラーニング導入ということで、関西に本社を置く会社かどうかを選定基準にしていました。貴社は3点すべてをクリアしていましたし、何よりプレゼンがとてもわかりやすかったことが決め手になっています。

貴社は技術的な話や専門用語などをあまり使わず、終始私たちの目線に合わせて簡単な言葉でプレゼンしていただいたので、非常にわかりやすく、これなら弊社の情報システム部を介さずともスムーズにやり取りができると思いました。実際に短期間で20前後の講座を作ることができたのは、貴社が私たちの疑問を丁寧に汲み取って対応してくださったからだと思っています。

P ── ありがとうございます。では実際にeラーニングを導入してみていかがでしたか?

T eラーニングについてはとにかくわからないことだらけだったので、講座作成は分科会を開いて試行錯誤しながら進めていきました。心強かったのは、貴社の担当の方が積極的に参加してくださったこと。講座作成や運用の相談、ナレーションや内容のボリュームに至るまで相談に乗っていただき、とても助かりました。

P ── ありがとうございます。最後にeラーニングについての今後の展望について教えて下さい。

T 社内教育の充実は、弊社の課題として、重要度が高くなっています。その中でもeラーニングは「ひとつの手段として積極的に使っていきたい」と経営層も注目しています。

この機運を逃さず、今後は中途社員の入社前講座など講座数を増やしていきたいと思っています。また、今ある講座の質を高めていきたいので、アンケートだけではない教育成果の評価方法を考えていきます。

貴社はeラーニングの活用事例に関してたくさんの知恵をお持ちだと思いますので、これからも力を貸していただければと思います。

P ── ありがとうございました。

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