LMS利用
一般社団法人中部産業連盟様は、主に中部地方の製造業向けに、階層別・職種別の研修や経営全般にわたる各種セミナー・研修会、企業内における教育・訓練などの実施や、コンサルティング事業などを行われております。
研修事業において、以前から行っていた対面型での研修とZoomなどのWEB会議システムを使ったWEB研修に加え、動画とテストを用いたeラーニングでの研修を提供できる環境を構築することで、お客様への提案の幅を広げることを目的に、弊社のLearningWareを導入頂いております。
今回、マネジメント研修部のご担当者様にシステム導入に至るまでの経緯をお伺いしました。
学習管理システム(LMS) | 教材作成 | オリジナル教材提供 |
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ご利用 | ご利用無 | ご利用無 |
プロシーズ側(以下P) ── eラーニングを始めようと思われた理由は何だったのでしょうか?
一般社団法人中部産業連盟様(以下C) コンプライアンス教育やハラスメント教育など「全社員向けに教育を受けさせたい」というお客様からのご要望がきっかけでした。我々の提供する研修サービスは講師を派遣して対面で行う研修やZoomなどのWEB会議システムを活用して行う研修が主でした。既存の研修サービスでは交代制で業務を行っている社員の場合や、業務の都合がある社員の場合、時差が発生する海外赴任者の場合など、その時間に都合をつけることのできない社員の方も多く、実質全員を集めての研修に対応することは難しい状況でした。
そういったお客様の声にもお応えすべく、今後は集合型の対面で行う研修やWEB会議システムを活用した研修だけではなく、時間と場所、受講人数の制約がないeラーニング形式の研修についても環境を構築していこうと考えました。
P ── LMS(学習管理システム)導入の際に重視された点はどんなことでしょうか?
C 当法人は研修ベンダーなので、研修を社外に販売・提供することができ、お客様にとって使いやすいシステムであることを最も重視しています。
また、将来的には試験への活用や受講者本人が所定時間、研修を受講したかが確認できなければならないような研修のeラーニング化も行っていきたいという思いもあり、顔認証の仕組みが実装されているのも条件の1つでした。
実は以前から、簡易的なeラーニングシステムは導入していたのですが、ユーザーインターフェースが分かりにくい、正確な受講管理ができない、メールの送付機能がないなど、研修を受講いただくお客様にご利用頂くシステムとしては、機能面で様々な課題があったため、新たなLMSの導入を検討しました。
P ── そんな中でプロシーズのLMSを選定いただいたのはどういった点が決め手になったのですか?
C 複数のシステムを並行して検討していたのですが、他社のシステムはどちらかというと社内向け研修に特化したシステムが多い印象を受けました。その中でも、LearningWareについては社外向けシステムとして、講座管理や受講後の修了証書発行など、基盤がしっかりしていて、多機能で使いやすいと感じました。
また、顔認証の機能も既に実装されていたので、将来的に本人確認を行ったうえでの受講管理も十分に行うことができそうで良かったです。
そしてプロシーズさんにはシステム導入に至るまでのスケジュールや費用のご相談など、臨機応変にご対応を頂き、非常に助かりました。
P ── 導入して変化したことはございましたか?
C お客様への提案の幅が広がりましたね。
例えば管理職向けには集合型の対面で研修を行い、知識のインプットとともにディスカッションを実施、全社的にはeラーニング型で研修を行うといったように、それぞれのお客様のご要望に適したパターンでの提案を行うことができるようになりました。
また、今まで講師を派遣し対面で研修を行っていた既存のお客様からも、そういった研修の方法があるのか、とeラーニング型の研修にも好感触をいただきました。
今後新たにeラーニング化したい研修もあるので、今よりもさらに多くのお客様に広く提案ができるのではないかと考えています。
P ── 今後プロシーズに期待することはありますか?
C 複数選択形式のテスト問題を出題する際に、解答が完全一致でない場合にも部分点を与えられるようにできるとありがたいです。そのようにテスト問題ごとの配点のバリエーションを増やせると、よりテストでできることの幅が広がるので、今後のLMSの機能バージョンアップを期待しています。
P ── ありがとうございました。ご期待に添えるよう対応していきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
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