横浜市消防局予防課様| 活用事例・導入実績|eラーニング(イーラーニング)のプロシーズ

活用事例・導入実績

横浜市消防局予防課様

顔認証LMS利用

課題と施策

横浜市消防局予防課様では、市民・事業者の防火・防災に関する意識向上を図りながら、地域及び事業所の防災力向上を目指してさまざまな業務を行っていらっしゃいます。

その中の一つに防火管理講習があります。これまでは会場で実施する集合型の開催方式のみでしたが、課題解決の一つとして、eラーニングシステム「LearningWare」によるオンライン化を実現されました。今回は導入までの課題と効果についてお話を伺いました。

学習管理システム(LMS)教材作成オリジナル教材提供
ご利用ご利用無ご利用無
ニーズと需要がマッチ
オンライン化で受講ハードルを下げる

プロシーズ側(以下P) ── 防火管理講習とは何でしょうか?また、防火管理講習をeラーニングで実施しようと思った理由を教えてください。

横浜市消防局予防課様(以下Y) 防火管理講習とは、消防法令に基づき、一定規模以上の建物に選任が必要となる「防火管理者」の資格を取得するための講習です。横浜市消防局では年間80回ほど開催し、約7000人が受講している状況ですが、本市における防火管理者の選任率をさらに向上するためには、より多くの方が受講できる仕組みが必要でした。

しかし、集合型の実施では、会場の確保などで、これ以上開催数を増やすことができないことに加え、開催日当日に都合が合わず参加できないといった要因により、なかなか受講率が上がらない状況でした。

そのような中、令和4年に総務省消防庁から講習のオンライン化に関する通知が発出されたことが後押しとなり、会場を必要とせず、いつでもどこでも受講できるオンライン化の実現に向けて、eラーニングシステム導入の検討を始めました。

多彩な不正防止機能を備えたeラーニングシステムに魅力

P ── eラーニングシステムをお選びいただく際に重視した点と、最終的にLearningWareに決めていただいた理由を教えて下さい。

Y 最も重視したのは、受講者本人がしっかりと講習を受けていることを確認できる機能の有無でした。オンライン講習では受講者の本人確認が取りづらくなります。また早送りや途中離席などで受講を怠る可能性もあります。

LearningWareを選んだのは、こうした不正を防止する機能が充実していたからです。

特に決め手になったのは、事前に撮影された顔写真をもとに顔認証を行い、なりすまし受講を防ぐ顔認証機能です。その他にも、受講中に顔が認証できない場合は自動的に動画が停止する機能や、初回再生時は再生箇所を変更できるスライドバーが動かせないようになっている飛ばし見防止機能など不正を防ぐ機能が充実していたことも決め手となりました。

また、パソコンだけでなくスマートフォンやタブレットでも利用できるため、どこからでも受講できるという利便性が担保されているのは大きかったですね。

効率的な受講者フォロー機能
問い合わせ対応のしやすさも実感

P ── LearningWareを導入いただいてから反響はありましたか?また導入後に感じた効果があれば教えて下さい。

Y 受講者の皆さんには特に問題なくご利用いただいており、操作方法がわからないといった問い合わせも今のところありません。スムーズに利用できている証拠だと思います。

実際にLearningWareを使ってみて感じた効果は大きく2つあります。

一つ目は受講状況の可視化と効率的な受講者フォローです。
講習グループごとの受講状況が一目で確認できるようになったことはありがたいですね。また個別メールは進捗率100%以外の受講者だけに絞って送信できるため、未受講者へのフォローも楽になりました。

二つ目はスムーズな問い合わせ対応です。
以前は電話での問い合わせが多かったので、対応のために業務を中断しなければならないこともありました。
その点LearningWareには問い合わせフォームが設けられているので、空いている時間に返信できるようになりました。問い合わせ対応の質を落とすことなく、業務の効率化が図れるようになったのはうれしいですね。

P ── 講習の教材作りで工夫された点などについて教えていただけますか?

Y 防火管理講習は、2日間にわたる長時間の講習であり、消防に関する専門用語が多く使われているため、分かりやすく飽きにくい講習動画を作成する必要がありました。
そのため、分かりやすい表現を意識するとともに、イラストや消防職員が出演する動画の差し込みを行いました。

また、12時間分の動画をなるべく細かく分けることで、忙しい方でも隙間時間を活用することで少しずつ計画的に受講できるようにしました。

オンライン化で広がる可能性

P ── 今後の展望を教えてください。

Y 受講者数の拡大に向けて、オンライン講習をより多くの方に知ってもらいたいと思います。

また、申込から修了証交付までの一連の流れをよりスムーズに行えるよう検討を続けていきたいと思います。

P ── 今後、プロシーズに期待するところはございますか?

Y 修了証をオンラインで交付する際、偽造防止などのセキュリティ機能があるといいですね。
また、これまでの受講履歴を記録している本市独自のシステムとうまく連携できるとありがたいですね。

P ── ありがとうございました。より良いシステムを提供できるよう取り組んでいきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

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