三井化学株式会社様| 活用事例・導入実績|eラーニング(イーラーニング)のプロシーズ

活用事例・導入実績

三井化学株式会社様

LMS利用

課題と施策

三井化学株式会社様の高度化推進室では、工場・製造部門に対して高度化技術、特にDX技術の導入を推進することをミッションとしています。

幅広い分野で高度化業務を検討・実施しているのですが、その中の1つとして入構教育に着目されました。
1年に1回実施する定期修繕では多くの協力会社の方々が入構者教育を受ける必要があるので、効率化が期待できると考えました。

これに伴い、オンラインでの入構者教育システムの導入が検討され、LearningWareの採用に至りました。

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安全教育の質向上と業務効率化を両立する、工場入構者教育のDX

プロシーズ側(以下P) ──eラーニングの導入を決めた背景には、どのような理由があったのでしょうか?

三井化学様(以下M) eラーニング導入の背景には、従来の対面式教育が抱えていた複数の課題がありました。

一つは時間的・業務的な非効率性です。入構者教育は工場に入る前に受ける必要があるため、遠方から出張してくる方は前日から移動したり、勤務初日は教育の受講のみで半日が終わってしまったりと、工事の従事者の方々に負担がかかっていました。

また、形式的な教育ではなく、三井化学として伝えたい安全教育に対する熱意や、その時々で発生しやすい災害の情報を含め、常にアップデートされた内容を確実に伝える必要がありました。
さらに、対面教育では属人性が高く、講師によって教え方や分かりやすさに差が出てしまいやすい点も課題でした。

これらの課題を踏まえ、受講者が好きな場所・好きな時間に事前に学習できるようにし、教育の品質を一定以上に保つために、動画を活用したeラーニングの導入を決定しました。
伝えたい内容や安全に関する情報を動画に落とし込むことができるというメリットも期待できました。

P ── LMS(学習管理システム)導入の際に重視された点はどんなことでしょうか?

M 教育及び受講管理の一連の業務の効率化を達成したいという要望がありました。特に受講完了データの自動連携やメール送付機能などがシステム側でできると良いと考えていました。
この課題に対する施策として、オンラインでの入構者教育システムの導入が検討され、LearningWareの採用に至りました。

P ──  実際にLearningWareをご利用になってみて、いかがでしたか?受講者の方々の反応や、運用面でのご感想をお聞かせください。

M 工場で運用を開始したところ受講者の反応は非常に良かったです。アンケート結果では、「良い」以上の回答ばかりで、悪かったという回答はありませんでした。

良かった点としては、従来、初日に行っていた入構教育を事前に受講することで、すぐに工事作業に入れること。
また、自宅などで集中して受講できること、そして受講時間に制限がなく、繰り返し学習ができることなどの利便性を挙げる受講者が多かったですね。
また、サポート体制については、問い合わせへの対応が迅速で、回答も明快なので非常に助かっています。

P ── LearningWareの導入によって、期待されていた効果は得られましたか?

M eラーニング導入によって、受講者側の利便性・学習効果の向上といった効果は確実に得られていると言えます。特に、自宅で集中して学習したり、繰り返し学習ができる点は対面教育にはない大きなメリットだと感じています。

また、本来の目的の一つである業務効率化についても効果が出ています。
特に、受講申請から結果確認、データ送付までの事務作業が自動化されたことで、これまで手作業で行っていた確認作業などが不要になり、大幅な効率化が実現しました。
工場での実施時には事務作業に多くの時間がかかっていたのですが、現在のシステム構成ではその手間がかなり削減されました。

P ── 今後のLearningWareの活用や、工場におけるDX推進について、どのような展望をお持ちですか?

M 今後の展望としては、まず全国の工場への展開です。2025年度中には、主要な工場すべてにLearningWareを導入する計画です。

将来的には、工場ごとに異なる内容となっている入構者教育コンテンツについて、全社統一のコンテンツを作成できたらよいと考えています。特に絶対に発生させたくない労働災害など、必ず伝えたい安全情報を盛り込むことで、教育の質とメッセージの一貫性を高めることを目指しています。

また、入構者教育だけでなく、既存の教育コンテンツの登録や、新しいeラーニングコースの企画など、他の教育分野への活用も検討しています。

eラーニングでの受講を促進するため、受講インセンティブの付与もゆくゆくは進めていきたいと思っています。

加えて、現状の運用面における課題改善も今後の重要な取り組みです。管理画面の設定は手探りで運用している部分があり、工場によって設定方法が異なってしまっている状況です。
また、協力会社の社内セキュリティ設定によるシステムアクセス制限や、ログイン方法に関する質問、動画コンテンツの見やすさについてのご意見も受けており、これらへの継続的な修正対応を進めていくことで、より円滑な全国展開を目指していきます。

P ── 最後に、今後のプロシーズ(LearningWare)に、何か実現してほしいことはありますか?

M 入構証発行に必要な顔写真をLearningWareで撮影し、一括ダウンロードできる機能があれば、より効率化が進むと考えています。
これにより、受講完了者の顔写真を速やかに入構証作成システムに取り込むことが可能となり、入構証発行プロセス全体の自動化・効率化に大きく貢献すると期待しています。

P ── ありがとうございます。これからもご期待に添えるよう、引き続き取り組んでまいります。

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