2015.06.12 ITツールの操作講習会にeラーニングを利用
集合研修をeラーニングに置き換える案件は当社でもよくあることですが、最近、特に増えているのが「ITツールの操作講習会」をeラーニング化する案件です。
講習会場ではスクリーンにITツールの操作画面を表示し、演壇に立つ講師がスクリーンに投影したツールを操作し、操作方法を解説します。
従来から行われてきた操作講習会ですが、以下のような問題点があります。
問題点
- 受講者、講師の移動にお金がかかる
- 会場手配や出欠受付、受講の案内発送など研修を運用するための手間とコストが発生する
- 大きめの会場になると後ろのほうはスクリーンが見えづらい
- 受講者の手元には資料を用意する
このようなコストや手間を削減できないかという、悩みを抱える企業様がよくいらっしゃいます。
こういった講習会の多くは無償で提供しているため、費用を割きにくく、抜本的な削減が実現しづらいというのが操作講習会運営の現状です。
これを解決するソリューションのひとつがeラーニングです。
eラーニングでの活用メリット
昨今では、講習会で行っている説明をスタジオで撮影して、その撮影した動画をインターネットを介して受講者へ配信するというやり方が増えてきました。
そうすることで、以下の効果が期待できます。
- 受講者、講師の移動にかかる時間と費用をなくす
- 講習会場の手配、案内など運用のための手間を減らす
- 会場講師の質に依存しない、一定内容の知識伝達が可能
eラーニングのメリットは、集合して受講する講習会とは違い、時間と場所の制約を受けないことです。講習会では会場が多ければ多いほど、講師や受講者の出張費用等のコストが大きくなります。
ITツールの操作等、知識の伝達は集合教育ではなくeラーニングで代替可能です。
eラーニングで浮かせたコストを、受講者同士の相互啓発やロールプレイングなどの集合教育が適しているところへ投入し、そうでない部分はeラーニングで補完することが重要です。
当社にはいろいろな事例がございますので、上記に関わらず、何なりとお問い合わせくださいませ。