2014.12.26 eラーニングを導入する理由【変化と多様性が求められる時代への対応】
eラーニングを導入するとどんなメリットがあるのか
eラーニング導入のメリットはeラーニングを導入するメリット・デメリットにまとめていますが、下記の3点です。
- 大人数の受講者たちを一か所に集める必要がない。
- 教材の印刷代や会場レンタル料、交通費などのコストがかかりにくい。
- 生徒個々人の成績情報や学習履歴を簡単に管理することができる。
これらは一般的なメリットですが、さらに日本全国や世界をまたいで教育を行う際には、「迅速に教材配信を行うことができる」という点もメリットの一つです。この「迅速対応」はさらに、「変化・多様性への対応が可能になる」というメリットも生み出します。具体的な変化や多様性については以下の3点があります。
- 「サービス・製品」研修の多様化に対応できる
- 「学び方」の多様性に対応できる
- グローバル化による「人材」の多様化に対応できる
サービス・製品など、教育すべき内容が変化し続けている
昨今、技術は日進月歩であり、新しいサービスが毎日誕生しています。
ビジネスを行う際にはその新しい、成長している製品やサービスについての知識を得る必要があります。
このように多様化する製品やサービスが生まれる度に集合研修していてはコストも手間も大幅にかかります。
eラーニングを導入することは、この変化の多い時代において素早く、効率的に教材を配信することができ、その結果、受講者の変化や業績向上が期待できます。
学び方に多様性が生まれ、従来の集合研修ではカバーできない
製品やサービスのライフサイクルが早くなったことに加え、学び方にも多様性が生まれています。
一つの要因として、スマートフォンやインフラ系技術が発展し、受講者側の学習環境が多様化していることが挙げられます。
会社や自宅だけでなく、通勤途中などの移動環境でも学習可能になりました。
もう一つの大きな要因は、働き方にも多様性が生まれている、ということです。
受講者自身が育児や介護、その他の家庭の事情において時短勤務、店舗での深夜シフト等で働くことを選択していることがあります。
特に時短勤務などを利用している受講者は年々増加傾向にあり、こういった時間的な制約がある場合には、従来通りの集合研修では受講者を集める手間も、手配するなどの運用コストも膨らんでしまいます。場所や時間に縛られることのないeラーニングがこれを解決することができるでしょう。
グローバル化による人材の多様化に対応できる
グローバル化によって様々な国や人種、言語など、多様な文化的背景を持つ人材が増えたことも学びの多様さに影響しています。eラーニングはそういう状況にも効果的に作用します。
文化的、言語的背景も異なる人材が一堂に集まる状況で、従来の「日本人」へ教育を行う集合研修のスタイルは通用しない可能性があり、多様な受講者に合わせて講師や教材も都度準備するとなるとコストもかさんでいきます。
コストを低減することができれば、受講者の多様性に対応した教材を作る費用に充当することもできるでしょう。
このように、多様性に合わせることができるeラーニングですが、上記のような人材や学び方などの多様性に対応することは、まだこれからも求められていきます。
今後、テクノロジーの進歩と共に、さまざまなシステムや新しいデバイスが開発され、働き方も変わっていき、学習スタイルもさらに変わっていくことが予想されます。プロシーズはそういったトレンドや変化を見逃さず、サービスを改善し続け、常に時代が求めるサービスを提供していきたいと思います。