日本語N3コースでは、日常生活やビジネスでよくあるシーンを取り上げながら、新しい語彙や文法、文型を学習します。
またN3からは、読解問題がさらに難しくなるため、読解能力を上げるための読解問題も各章に含まれています。
日本語能力試験(JLPT)のN3は、日本語で仕事をするベトナム人スタッフが最低限求められる日本語能力のレベルです。
覚えなければならない文型や表現の数は更に増えますが、同時にこのレベルをクリアすることで、日本語で仕事を行っても意思疎通を取ることができ、円滑に進められると言われています。
N3コースは以下の課で構成されています。
課 | 課のタイトル | 講義時間 | 学習する語彙数 |
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第1課 | こちらの本を借りたいんですが、貸し出しは可能でしょうか。 | 約1時間 | 51 |
第2課 | 通販の靴はたいてい返品と交換ができるはずだよ。 | 約1時間 | 66 |
第3課 | アルバイトを通して、自分の日本語をもっと上達させたいと思います。 | 約1時間 | 71 |
第4課 | 不動産屋の広告でよくDKとか、LDKとかを見ますが、あれはどういう意味ですか。 | 約1時間 | 69 |
第5課 | 結果が どうなるかわからないから不安でしょうがないよ。 | 約1時間 | 67 |
第6課 | 工場の生産効率が上昇するにつれて、コストが削減できました。 | 約1時間 | 66 |
第7課 | 難しくたって、音楽の道に挑戦してみたいと思う。 | 約1時間 | 61 |
第8課 | 向こうはかなり怒っているらしくて、謝って済むとは思えないのですが… | 約1時間 | 67 |
第9課 | 毎日 日記を書いているわけではありません。 | 約1時間 | 63 |
第10課 | 時間が経つのは早いものですね。 | 約1時間 | 67 |
*本コースの講義動画は、アテイン株式会社のコンテンツを利用しております。
オンライン日本語教育コースでは、下記のような流れで学習を進めて頂きます。
講義動画も問題集の利用にも、制限はありません。
何度も問題集を解いて、わからないところは何度も動画講義を視聴すると、よいでしょう。
日本語能力試験(JLPT)からは、各レベルに応じて目安となる累計の学習時間および、要求される語彙数と漢字数が発表されています。*
ただし、N3は新設されたレベルのため、日本語能力試験(JLPT)から、明確な学習時間や語彙・漢字数は発表されていません。
前後のレベルの学習時間や、各日本語学校、日本語学習書籍を出版する会社が発表している目安をもとに、N3レベルで求められるおおよその学習時間と語彙数・漢字数を紹介します。
*旧試験の1級~5級に対する目安の学習時間を参照しています。
累計学習時間 | 約500時間 |
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語彙数 | 約4,000語 |
漢字数 | 約650字 |
N3取得のための学習時間の目安としては、N4取得の目安が300時間でN2取得の目安が600時間と言われているため、この間のいずれかの学習時間が目安になります。
単純な計算であればちょうど中間である450時間と考えられますが、N3レベルは外国人の日本語学習が超えるべきひとつの壁となっており、N4からN3へのステップアップは少し難易度が高いと考えられます。
しっかりと準備をすることを考えると、目安学習時間としては500時間以上を考えておくとよいでしょう。
プロシーズベトナムのオンライン日本語教育コースでは、問題集を繰り返し解き、わからなかったところを再度講義動画を見て復習する使い方をして頂くことで、目安となる学習時間程度、学習をして頂くことができます。
また、コースの中で学習する語彙数や漢字数などは、この日本語能力試験(JLPT)が発表した目安などを考慮して、必要な漢字や語彙数を学習できるよう調整されています。
N3レベルは難易度高く、このレベルを持っている人は、日本語を話す人材として企業から採用されやすくなりますが、取得者数はそこまで多くありません。
特にN3レベルでは、過去にN5~N4で学習してきた内容がしっかりと理解できていないと、どれだけN3の内容を勉強してもN3試験の合格が難しくなり、日本語能力も伸び悩むと考えられます。
プロシーズベトナムが提供するオンライン日本語教育コースでは、契約期間中であればコースのレベルを自由に変更することができます。
N3レベルを学習するにあたり、N4~N5レベルの内容をもう一度復習しておいた方がよいという場合は、自由に変更して頂くことができます。
自由にコースのレベルを変更できる利点を活かし、より効果的な日本語学習方法を検討頂けます。
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