2016.05.09 ICTを活用した教育を推し進める
文部科学省が公開した、自治体のニーズに応じてアドバイザーを派遣し、ICT教育の推進やICT機器整備などを支援する「ICT活用教育アドバイザー派遣事業」の知見をもとにした、「地方自治体の教育の情報化推進事例」によると、地方自治体の持つ課題は大きく7つに分類されるそうです。
①ビジョンや目的が明確でない
②推進計画が立てられていない
③推進体制ができていない
④予算要求のための根拠が明確でない
⑤モデル事業の進め方に問題がある
⑥調達のための知識が不足
⑦活用推進の仕組みができていない
特に「⑦活用推進の仕組みができていない」に該当する事例に注目してみると、
教育を提供する側の活用イメージがあまり明確になっていない、活用イメージが共有されていないという課題があったそうです。
これらは、一般企業にも共通する部分が多いのではないでしょうか。
これら課題の対策として、ICT活用に関する事例集を作り活用のイメージをより明確化し共有する方法が挙げられています。ただし、特定の人から好事例を収集してもそれほど普及しないことは研究で明らかとなっています。やはり、繰り返しICTを活用した教育を実践してノウハウを蓄積することが普及のためには必要です。
弊社でも様々な活用事例とその結果がノウハウとして蓄積されております。特にeラーニングの活用でお困りでしたら、一度ご相談いただければと思います。