eラーニング用の動画を撮影するポイント ~はじめに~

公開日: : 最終更新日:2017/05/01 eラーニングコース・教材, 研修内製化

撮影eラーニングでの動画活用需要が高まっています。動画配信インフラが急激に整った結果、PCやタブレット、スマートフォンなど、視聴環境に適応したマルチデバイス向けの配信が安価で実現可能となっています。一方、Web上で社内の機密情報やノウハウの学習ができるという点ではeラーニング動画をYouTube等のオープンな配信環境下にアップしたくないという場合も見受けられます。また、タブレットやスマートフォンのスマートデバイスは新商品が続々と発売され続けていきますので、そういった多種多様な端末に応じた最適な動画を配信することも必要です。

ここでは、eラーニングの動画を配信するために知っておくとよい点や注意点を順にご紹介いたします。

集合研修を撮影してeラーニング動画にできないか

まず「集合研修を実施しているので、その研修風景を生徒の後ろからカメラ1台で撮影して配信してはどうか」という点について考えてみましょう。

結論から申し上げますと、生徒の後ろからカメラ1台で撮影したような集合研修の動画を、そのままeラーニング動画として配信することはおすすめしていません。

集合研修の講師は目の前にいる生徒に向かって講義をしているため、eラーニング動画を見て受講する受講者にとっては「自分ではない不特定多数に向かって教えている様子」を視聴することになります。これでは受講者にとっては”眠くなる”動画になる可能性が高いです。
受講者としてはPCやタブレット、スマートフォンで受講するときには「受講者である自分自身のためだけに講師が説明してくれている」という感覚がほしいのです。eラーニングの良さであるOne to Oneエデュケーション(同じ空間を共有しなくても1対1で個別指導を受けられる教育)を生み出すためには、生徒の後ろからカメラ1台で撮影した動画は不適切だと考えます。

プレゼンテーション専用の撮影・編集設備を使えば、不特定多数への説明や研修であっても、受講者がたとえ教育内容に興味が無くても、おもしろいと感じる動画を作ることができます。

費用のポイント

どのくらいのコストが必要か

TED(https://www.ted.com/)では、スクリーンを使ったプレゼンテーションそのものの演出もあり、またTV番組並みの複数台のカメラワークや動画編集を駆使するなど、相当なコストをかけて質の高い動画を制作しています。
TEDはそれらの費用を、たくさんのスポンサーから資金調達することにより、可能にしています。

ただ、eラーニング教材制作の現実としては、ここまでの充実した撮影スタジオの利用や動画編集(複数台で撮影したカメラの映像をカットして繋げる作業)に対して、TV番組を作るようにコストをかけることは難しいと思います。なぜなら、TV番組の制作費はキー局の番組であれば安くても1本あたり1000万以上(※)、ローカル局の番組でも30分~1時間の番組でどれだけ抑えても100万円以上(※)はかかると言われています。

参考:http://matome.naver.jp/odai/2129704533579185301

(※あくまでも本コラム執筆現在での情報、および、過去のTV番組制作関係者からの情報です)

普段、受講者が見慣れているTV番組級の品質の動画を作ろうと思うと、学習時間10時間ものの場合、数百万~数千万~、といったコストになってくるわけです。研修費用や制作費用には当然限りがありますので、現実的ではないことがお分かりいただけると思います。

つまり、eラーニングで動画を利用する際に考える上でもっとも大事なポイントは、「できるだけコストを抑えながら教育効果を上げる質の良い動画を作るにはどうすればよいか」という点なのです。

 

次回のコラムでは、「eラーニング動画の種類」について具体的な作成例とそのポイントを交えてご紹介したいと思います。

 

本コラムをお読みいただきありがとうございました。

 

次回予告:
eラーニング動画の種類


 

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