2015.11.05 eラーニングアワードフォーラム2015終了 ご来場ありがとうございました!
先週末eラーニングアワードフォーラム2015が今年も大盛況のうちに終了致しました。
お忙しい中ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。
毎年eラーニングアワードでは、時代の傾向がいち早く感じられる場にもなっていますのでまとめてみました。
今年のトレンドは?
ラーニング・アナリティクス
昨今ビッグデータをいかに活用し、改善を行っていくかがフォーカスされています。
この流れはeラーニングでも同様で、eラーニングアワードでも「ラーニング・アナリティクス(学習分析)」が注目されていました。
ラーニング・アナリティクスとは、受講者がLMSなどのプラットフォームをどのように利用しているか、行動をトラッキングし、行動フロー解析をすることで、改善を行い、学習離脱の防止や、利用促進につなげる取り組みです。
eラーニングアワードでは各社、様々な取り組みを発表していました。
弊社でも学習やログデータ解析を行い、より改善サイクルを促す取り組みを行っています。
アダプティブ・ラーニング
ラーニング・アナリティクスと関連したこのワードですが、こちらも取り上げられる回数が多かったように思います。
アダプティブラーニングは受講者の理解レベルに応じて出題レベルを自動的に変えていき、それぞれの受講者に合った(アダプティブ)学習をすることを指します。
レコメンドや弱点補強といった点も、これからさらに精度が高まる傾向がみられるのではないでしょうか。
この他にも、昨今のMOOCsの動きや、受験・勉強アプリ、ゲーミフィケーションが改めて取り上げられるなど、様々な動きが見られました。
eラーニングを求める現場も多様なシチュエーションがあり、また急速に変化していきます。
今回のeラーニングアワードは、技術がこういった変化する現場を支え、進化していることを感じる場となったように思います。
昨今は急激的な技術進化がみられますので、来年にはどういった進化をしているか、私達eラーニングベンダーとしても、非常に気になるところです。
来年もこの驚くべき変化を作り出せるよう、現場の声とともに、新しい価値を作り出すべく日々努力して参りたいと思います。