ラーニング・ツリー・インターナショナル 様 組織としての価値を上げる研修を提供
課題と施策
ラーニング・ツリー・インターナショナル様は、グローバルに研修を提供されている企業で、ITプロフェッショナル・マネジャー向けの企業研修を提供されています。アメリカ、カナダ、イギリス、スウェーデン、日本の5か国に拠点を持ち、117か国で展開されています。12年連続で「TOP20 ITトレーニング企業」に選出されています。
この度、ラーニング・ツリー・インターナショナル様が、自社サービスとしてのeラーニングサービスを構築するまでの経緯をお伺いいたしました。
eラーニングを始めようと思われた理由は何だったのでしょうか?
私たちはお客様から信頼いただける人材育成のパートナーとして、ソリューションを提供しています。そのために、ただ研修を提供するだけでなく、組織価値を上げることが弊社の役割だと考えています。
今回eラーニングを開発するきっかけはリーダー層向けプロジェクトマネジメント研修を提供しているお客様の声でした。「リーダーだけがプロジェクトマネジメントの知識を身につけても、プロジェクトメンバーが同じ知識を持たないと、プロジェクト進行に課題は残る。」
こういった課題を抱えたお客様は多く、組織としての価値を上げるソリューションとして、メンバー向けのプロジェクトマネジメント研修を作ることにしました。
しかし、リーダー向けの研修の時に実施していた1クラス20名程度のワークショップ型演習では、実施回数、工数、費用を考慮すると、メンバー向けには同じ施策はなじまないと考えました。そこでeラーニングでのプロジェクトマネジメント研修の制作を決定しました。
LMS(学習管理システム)導入の際に重視された点はどんなことでしょうか?
今まで対面またはZoomで実施していたことをeラーニング化する今回のプロジェクトは自社で初めての試みであり、社内でとても重要な位置づけのプロジェクトでした。
とはいえ、どのようにeラーニングを制作すればよいのか、自社のリソースだけではお客様に満足いただける品質のサービスを制作するのは難しいと判断し、eラーニングシステムとeラーニングコンテンツ制作も可能なパートナーを探し始めました。
そんな中でプロシーズのLMSを選定いただいたのはどういった点が決め手になったのですか?
8社の中からプロシーズさんに決めさせていただきました。
決定の際はこちらの意図や要望をどれだけ汲み取り柔軟に対応してもらえるかを重視しました。
プロシーズさんとの打ち合わせでは、ご提案内容から完成形のイメージがわいてきて、意図を汲み取ってやってくれそうだと感じられたことが決め手です。
プランナーからのどのような提案がありましたか?
eラーニングコンテンツ制作においては、こちらが提示したシナリオに対して、受講者が飽きないような工夫を凝らしたご提案をいただきました。キャラクター同士の会話で学習が進むといったユーザフレンドリーな仕組みはスタッフへの理解を上げたいと考えているお客様にとっても重要なものだったと思います。
出来上がったコンテンツはいかがでしたか?
まずは、タイトなスケジュールの中で当初の希望通りの納期で納品いただきありがとうございました。
質に関しても、お客様から『期待通りです。』というお声をいただいています。私たちとしてもホッとしました。
一方で、制作前段階のパワーポイントにて十分チェックしていたはずですが、動画になると新たに気になるところが出てきて苦労しました。また、指摘事項の管理においても、動画制作ならではの大変さがありました。
出来上がったコンテンツは、多くのお客様に導入が始まっています。コンテンツの仕上がりについてはとても満足しています。ありがとうございました。
今後、プロシーズに期待するところは?
今後もラインナップを増やしていく予定です。ぜひ、受講者が飽きない工夫のご提案をお願いいたします。
学習効果の高いコンテンツづくりにご協力ください。