厚生労働省から「労働者派遣事業報告書」(令和2年6月1日現在の状況報告)の集計結果が発表されました。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000079194.html
内容はこちらです。
【労働者派遣事業令和2年6月1日現在の状況概要】
1 派遣労働者数・・・・・・・・・・・・約156万人(対前年比:0.2%減)
(1)無期雇用派遣労働者 610,683人(対前年比:10.9%増)
うち協定対象派遣労働者* 554,570人(対前年比: - )
(2)有期雇用派遣労働者 951,407人(対前年比:6.3%減)
うち協定対象派遣労働者* 859,780人(対前年比: - )
2 製造業務に従事した派遣労働者数・・・約31万人(対前年比: 4.4%減)
(1)無期雇用派遣労働者 115,730人(対前年比: 19.1%増)
うち協定対象派遣労働者* 109,682人(対前年比: - )
(2)有期雇用派遣労働者 195,930人(対前年比: 14.4%減)
うち協定対象派遣労働者* 183,494人(対前年比: - )
*労働者派遣法第30条の4第1項の協定(労使協定方式)対象である派遣労働者の数
予想されておりました通り、2020年4月1日同一労働同一賃金が適用され派遣先均衡均等法式と労使協定方式を選ぶにあたって、90~94%が労使協定方式が選ばれる結果となっています。
労使協定方式の場合、正規社員との待遇差に明確な説明が必要になってきます。
こちらの記事などもご参照いただければと思います。