企業におけるVRの教育利用に関する興味・関心が高まっています。

VRの用途としては、「接客業における基本対応やクレーム対応」「熟練技術の伝達」など、
従来の知識型eラーニングでは教育できなかった「ヒューマンスキルのトレーニング」に適していると言われています。
なぜなら、VRでは、周囲の現実世界を遮断して、バーチャル空間内に学習者は没入することで、あたかもバーチャル空間に自分が入り込んだような全方位型の疑似体験が可能だからです。
また、パソコン・タブレット・スマホ画面で視聴する従来型のeラーニングと比べ、
自分を中心とした全方位の映像/音声による臨場感により、教育コンテンツへの集中度を格段に高められます。

そこで、プロシーズでは以前、VRサンプル動画「情報漏えいのリスクを探そう」を作成しましたが、
↓↓↓

360 °VR動画を活用した体験型eラーニング制作サービス開始!

ここではさらにVR動画VRアプリの違いについてまとめていきたいと思います。

●VR動画のメリット/デメリット

▼メリット:
①バーチャル空間の没入感で360°見回しながら体験型の学習が可能
②通常では体験できない状況をバーチャル空間内で再現可能。
▼デメリット:
①視聴環境を全受講者に整備する点や対応機器の把握について、コストがかかる
②Wifi等の回線状況により画質が劣化する
③画質の劣化を防ぐため、ネット配信ではなく端末内に動画コンテンツを入れると、学習者の視聴ログの取得が困難。

●VRアプリのメリット/デメリット

▼メリット:
①バーチャル空間の没入感のまま、動画内で選択肢を配置し、クイズを提供できる
②クイズの正誤結果に応じて、シナリオを分岐させることができる
③クイズの回答結果の学習ログや、受講者の目線のログをサーバーに残すことができる【活用例:学習者の熟練者と、未熟者による視点の使い方の違いを明らかに】
▼デメリット
①VR動画に比べると、開発コストが大きくなる。
VRの登場・活用により、
「ヒューマンスキルの教育にもeラーニングは最適だ」と言われる時代に差し掛かっているのかもしれません。
最適かどうかを測定するためにも、VRアプリ型のコンテンツにより、目線ログも活用した効果検証を確立していければと思います。

ちなみに、プロシーズでは、
・VR動画制作サービス:80万円~(5分もの・下見1回/ロケ1回、絵コンテ作成含みます)
・VRアプリ制作サービス:250万円~(5分もの・下見1回/ロケ2回、絵コンテ作成、クイズ設定含みます)
デモコンテンツ制作のご相談も承っております。お気軽にお問い合わせくださいませ。(お問い合わせは画面右下の「★お問い合わせ」より)