実務的な機械設計・製図の基礎を学びます

機械設計エンジニアにとって、機械製図の基礎知識は必修テーマです。しかし、実務では加工できない部品図や必要以上の加工精度を要求した図面が出てくると、現場は困ってしまいます。そこで、単なる製図の知識ではなくて、加工やコストも考慮して、もう一歩踏み込んだ設計・製図の技術ノウハウを学習する必要があります。
本講座では、そのように実務的な観点を意識して、製図の基礎から信頼性設計までを一貫して学習する構成になっています。ひとつずつ製図の基本を着実にマスターしていくことで、実務的な設計技術を身に付けて、より優れた機械設備を作り上げる設計エンジニアを目指してください。

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対象者 実務的な機械設計・製図の基礎を、しっかりと学ぼうとしている方。
学習目標 加工やコストを意識した設計図が理解できるようになる。
ダウンロード
テキスト
なし
動作環境 【PC動作環境】
・OS:Windows7~8.1
・ブラウザ:Internet Explorer 8~11以上/Chrome最新版
・画面解像度:1024×768ピクセル以上
・プラグイン:Adobe Flash Player(最新版推奨)

カリキュラム

章・節 レッスンタイトル
第1章 機械製図の基礎(製図の基本事項)
1 ■投影法(各種投影法)
・一角法と三角法
・図面の見方(1)
・図面の見方(2)
・正投影法と斜投影法
2 ■線の種類、図形(線の使い分け)
・線の名称
・線の用途(1)
・線の用途(2)
・断面図
3 ■寸法記入(寸法の入れ方)
・寸法記入の基本
・寸法補助記号
・寸法記入例(1)
・寸法記入例(2)
4 ■はめあい(はめあいと公差)
・はめあいと公差
・はめあいの種類
・はめあい方式
・公差等級
第2章 機械要素の製図(各部品の図示方法)
1 ■ねじ(ねじの規格)
・ねじの表示
・ねじの精度と測定
・ボルトとナットの各部名称
・ボルトとナットの種類
2 ■軸受(軸受の種類と役割)
・軸受と荷重
・軸受と潤滑
・玉軸受とラジアル荷重
・玉軸受とスラスト荷重
3 ■歯車(歯車の製図)
・要目表
・各部名称(1)
・各部名称(2)
・歯車列
4 ■ばね、他(ばね等の図示方法)
・コイルばね
・板ばね、他
・簡略図(1)
・簡略図(2)
第3章 機械設計の基礎(機械部品の設計と加工)
1 ■加工精度(加工精度と費用の関係)
・加工精度
・加工誤差の要因
・加工方法と加工精度
・加工精度と費用
2 ■加工費用(加工費用と組立費用)
・加工面積の削減
・加工の標準化
・段取り替え
・標準材
3 ■寸法公差(寸法公差の使い方)
・寸法公差の使い方
・公差等級
・軸と穴
・寸法公差記号
4 ■加工方法(加工方法と表面粗さなど)
・円板形部品の加工
・円筒形部品の加工
・加工できない部品
・加工と表面粗さ
第4章 信頼性設計(機械設備の安全設計に関する基礎知識)
1 ■強度設計(静的強度、疲労強度、剛性)
・静的強度
・動的強度
・疲労強度
・剛性、他
2 ■製造物責任、他(PL法など)
・法規制
・PL法
・ISO
・RoHS規制、他
3 ■機械システムの寿命(機械設備の寿命と故障率)
・機械設備の寿命
・MTBF
・故障率曲線
・メンテナンス、稼動管理
4 ■高信頼性設計(信頼度、フェイルセーフなど)
・信頼性工学
・信頼性向上の考え方
・フェイルセーフ
・フェイルプルーフ、他

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