Customer Stories
エームサービス株式会社様
課題と施策
エームサービス株式会社様は数万人規模の従業員を抱えており、各部署で独自に研修が行われていたため、全社的な研修コンテンツの可視化や一元管理ができていませんでした。
また、対面での教育は教える側のスキルによってバラつきが生じやすく、人手不足の中で新入社員への対応や指導が難しくなっていました。
そこで企業内大学を設立し全社の研修をデジタル化して一元管理し、共通認識を持てる教育基盤を構築するため、学習管理システム(LMS)「LearningWare」を導入されました。
全員が毎日ログインするわけではないという勤務形態に合わせ、「同時アクセス数プラン」を活用することで、コストを最適化しながら大規模な従業員への学びの展開を実現されています。
| 学習管理システム(LMS) | 教材作成 | オリジナル講座提供 |
|---|---|---|
| ご利用 | ご利用無 | ご利用無 |
「学びたいときに学べる」文化。正社員から3万人のパート社員へ学びを広げる「企業内大学」のLMS活用
エームサービス株式会社様は、従業員数が数万人にのぼる中、どのように学びの環境を構築し「学びたいときに学べる」文化を全社へ広げているのか。導入の背景から現在の工夫、そして今後の展望についてお伺いしました。
プロシーズ側(以下P) ── LMS導入の背景を教えてください。

エームサービス株式会社様(以下A) 社内で現企業内大学「わたしアカデミー」の前身にあたる「エームアカデミー」を設立することが決定されたのをきっかけに、それまで各事業部でバラバラに行われていた研修を、全社の研修として一元管理しようということになりました。
企業全体で統一した学びを提供できる環境を構築するため、LMSの導入を決定しました。
P ── 数あるLMSの中からLearningWareを選ぶに至った決め手はございますか?
A 管理者にとっての使いやすさよりも、受講者が使いやすく、学びたくなるような仕掛けやカスタマイズができるかを重視し、3社ほど比較検討しました。
決め手は大きく3つあります。
1つ目は受講フローが一番分かりやすかったことです。
当社では、動画で知識を学び、その内容をテストで確認しながら段階的に学習を進めてもらいたいと考えていました。LearningWareでは、その学習の流れを受講者にも分かりやすく表現できるため、迷わず学習を進められる点が良かったです。

2つ目はトップ画面の自由度です。
企業内大学として「学部・学科」という形で学びを整理していたため、トップ画面上でそれを表現できることが、受講者にとって分かりやすいと考えました。
3つ目は契約形態です。
当社の業態上、従業員数は数万人規模と非常に多いのですが、毎日全員がログインするわけではありません。そのため、ユーザー数に応じた料金体系では、実際の利用状況以上のコストが発生してしまいます。
一方、LearningWareには同時にログインしている人数に応じた料金体系である「同時アクセス数プラン」があり、利用実態に応じた無駄のない料金体系で導入できる点が、大きな決め手となりました。
P ── 実際にLearningWareを導入して、どのような変化がありましたか?
A 会社全体でどのような研修が提供されているのかを把握できるようになりました。
現在、LMS上には約1,135本の動画コンテンツがありますが、それらを企業内大学の「学部・学科」という構成で体系的に整理しています。全国どこにいても同じ内容の研修を受講できるようになり、教育内容の標準化を実現できたことは大きな成果です。
また、上司が部下の受講履歴や学習状況をいつでも確認できるようになったことで、担当業務だけでなく、どのような分野に関心を持ち、自主的に学んでいるのかまで把握できるようになりました。部下の可能性をより広い視点で捉えられるようになったことも、大きな変化だと感じています。
さらに、各事業部や専門部署と共同でコンテンツを作成する際には、「講座管理者アカウント」を活用しています。各部署の担当者が自部署の講座だけを管理できるため、アカデミーを介さずに必要な時に受講状況を確認してもらっています。アカデミーに運用が集中せず役割分担できることで、関係部署とのやり取りも非常にスムーズになっています。
P ── 受講者が学びやすい環境づくりで、どのような工夫をされていますか?

A 当社では、「いつでもどこでも学びたいときに学べる」をコンセプトに、受講者が無理なく学び続けられる環境づくりを大切にしています。
当社は従業員の約9割がノンデスクワーカーで、一人1台のPCが支給されている環境ではありません。そのため、スマートフォンでの受講を前提とし、動画も数分から10分程度の短いコンテンツを中心に制作しています。現場の業務の合間など、すきま時間でも負担なく学べるように工夫しています。
P ── 自ら学びたくなる仕組みづくりで、どのような工夫をされていますか?
A 受講しやすい環境を整えるだけでなく、「何を学べばよいのか」「どこから受講すればよいのか」がひと目で分かるよう、LearningWareのトップ画面やアナウンス機能を活用して、学習導線にも工夫を凝らしています。
例えば、トップ画面には「受講必須」のバナーを設置し、ワンクリックで対象講座の一覧へアクセスできるようにしています。また、事業部や対象者に応じてアナウンスをポップアップ表示し、必要な情報を必要な人へ届けられるようにしています。受講者からも「必要な講座がすぐ分かる」と好評です。
さらに、学習に少し抵抗がある方にも自然と情報が届くよう、お知らせの見せ方にも工夫しています。ポップアップや画像を活用して講座への興味を引き出すことで、「まずは見てみよう」と思えるきっかけを作り、学びを始めるハードルを下げています。
こうした工夫の結果、各事業部でも主体的に学びを促進する取り組みが始まり、自ら学ぶ文化が少しずつ広がっていることは、大きな成果だと感じています。
P ── パート社員への教育には、LearningWareをどのように活用されていますか?

A 現在は約3万人いるパート社員にも学びを届けられるよう、教育環境の整備を進めています。
これまで入社時のオリエンテーションは冊子を使って実施していましたが、現在は約1時間の動画として配信し、入社初日に必ず視聴してもらう運用に切り替えました。
受講履歴もLMSで管理できるため、誰が受講したのかを確実に把握できます。
また、人手不足の中で、新人が入るたびに現場スタッフが付きっきりで教育することは大きな負担となっていましたが、動画化によって教育負担を大幅に軽減できました。
教える人による内容のばらつきもなくなり、全国どこでも同じ内容を届けられるようになっています。
さらに現在は、動画を見るだけで終わらせず、確認テストを組み合わせる仕組みも整備しています。業務に必要な知識を確実に身につけてもらうことで、知識不足から起こる不幸な事案をなくしていきたいと考えています。
P ── 企業内大学「わたしアカデミー」をどのように発展させていきたいですか?
A 導入初期は新卒や若年層を中心に学びの環境を整えてきましたが、今後は外国人財やキャリア採用などより幅広い人財へ学びを広げていきたいと考えています。
雇用形態や勤務地に関わらず、誰もが必要な知識を適切なタイミングで学べる環境を整えることが、企業内大学「わたしアカデミー」の目指す姿です。動画視聴だけでなく確認テストも組み合わせることで、知識を確実に定着させ、知識不足から生じる事故やトラブルを未然に防ぐ教育基盤を実現していきたいと考えています。
P ── 今後のプロシーズへの期待があればお聞かせください。
A 今後は外国人財の採用もさらに増えていくため、自動割り当てやリマインドなどの機能についても、他の機能と同様に多言語対応が進むことを期待しています。
P ── 最後に、LearningWareを活用して、どのような学びの環境を目指していきたいですか?

A 私たちは、企業内大学「わたしアカデミー」を通じて、一人ひとりが「なりたい自分」に向かって学び続けられる環境を目指していきたいと考えています。
そのために、AIを活用して、一人ひとりの学びに寄り添いながら伴走してくれるような仕組みが実現すると嬉しいですね。例えば、受講履歴や興味・関心を分析して「次はこの講座がおすすめです」と提案してくれたり、受講結果がゲームのステータスのように反映され、称号やバッジを獲得しながら成長を実感できたりすると、楽しみながら学びを続けられると思います。
また、ログイン時に「毎日クイズ」がポップアップで表示され、答えられなかった問題から関連する講座へ自然に誘導されるような仕組みがあれば、復習だけでなく、新たな学びを始めるきっかけにもなると思います。
LearningWareが、一人ひとりの成長に寄り添いながら、「次の一歩」を自然に後押ししてくれる存在になることを期待しています。
P ── 今後もより効果的な学びの環境をご提供できるよう努めてまいります。本日はありがとうございました。
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