キャリアアップ教育訓練eラーニング『事業報告書ダウンロード機能』について
派遣の学校を導入いただいた理由として挙げられることも多く、eラーニングを利用するうえでの大きなメリットとして非常に喜んでいただけているのが『事業報告書ダウンロード機能』です。
毎年6月の労働者派遣事業報告書の提出にあたって、キャリアアップ教育訓練実施状況の集計は、計画書に沿った事前準備が必要で、集計自体も時間がかかり、派遣元担当者の方にとって、最も手間のかかる作業です。
派遣の学校を導入してキャリアアップ教育訓練をeラーニングで実施すると、労働者派遣事業報告書様式第11号の第6面③に記載すべき『訓練の内容』『受講時間の総計』『受講者の実人数』がExcelファイルでダウンロードできます。
職種ごと、勤務体系(フルタイム・時短勤務)ごとに集計され、個別のExcelファイルを生成します。集計結果は管理画面から一括ダウンロードできます。
労働者派遣事業報告書 第6面③キャリアアップに資する教育訓練」用の集計結果
事業報告書ダウンロード機能に必要な設定
事業報告書ダウンロード機能を利用するための設定について『事務系職種』を例にご説明します。
教育プランとして『事務プラン』1年目〜4年目のカリキュラムを設定していきます。
教育プランで設定したカリキュラムだけが事業報告書に集計されます。
続いて、受講者にグループと雇用期間を設定します。グループと雇用期間ごとに集計が行われます。
グループについては、勤務地「東京」「大阪」や、職種「事務」「販売」などを作成します。
特にグループ分けがない場合は「会社名グループ」を作って全員をグループに所属させておけばOKです、
雇用期間について、事業報告書の分類である下記3つを受講者それぞれに設定します。
フルタイム1年以上、短時間勤務1年以上、1年未満
設定は以上です。
後は派遣社員の方の受講履歴が揃ったら、管理画面から6月に提出する「労働者派遣事業報告書様式第11号の第6面③」を集計できるようになります。
カリキュラムとグループ分けが決まっていれば、事業報告書ダウンロード機能の設定にかかる時間は20分ほどです。前もって設定しておけば、6月は集計結果をダウンロードするだけでOKです。
「今まで何日もかかってた集計が効率化できた」
「毎年面倒だった6月の手間が省ける上に正確な集計ができて助かる」
など喜びの声をいただいております。
集計データが多い場合、集計に時間がかかることがあります。集計が完了し結果をダウンロードできるようになったら、集計をした管理者のメールアドレスに完了メールが送信されます。

事業報告書ダウンロード管理画面
労働者派遣事業報告書様式第11号の第6面③には「別紙参照」と記載して、ダウンロードしたファイルを印刷して事業報告書とともに提出すればOKです。
労働者派遣事業報告書の作り方については下記記事もご参照ください。
【記入例あり】労働者派遣事業報告書の作り方・準備のコツを詳しく解説
毎年6月の事業報告書提出は派遣元会社に取って非常に手間がかかる作業ですが、報告年度において、きちんと派遣業を行ったというエビデンスであるとともに、派遣業界の統計としても利用される重要な資料です。
派遣の学校をご利用いただき、手間を省きつつ効率よく正確な集計が行える『事業報告書ダウンロード機能』をぜひご活用ください。