• 記事一覧
  • カテゴリー
  • 人気のタグ

カテゴリーから探す

タグから探す

eラーニング

eラーニングとオンライン研修の違い・活用法と効果的な組み合わせ

eラーニングとオンライン研修の違い・活用法と効果的な組み合わせ

この記事でわかること

  • eラーニングとオンライン研修(オンライン授業)の定義と決定的な違い
  • 自社の研修目的に合わせた最適な「使い分け」の判断基準
  • 教育の質と厳格性を担保するLMSの「不正受講防止機能」の活用メリット
  • 企業の教育効果を最大化させる「ブレンディッドラーニング」の進め方
  • 学習管理システム(LMS)を導入して研修運用を効率化するポイント

eラーニングとオンライン研修は「時間」と「場所」の制約が異なる

現代の企業研修において、「eラーニング」と「オンライン研修」はどちらも欠かせない手法ですが、これらは似て非なるものです。
結論から述べると、eラーニングは「自分の好きな時に個々で学ぶオンデマンド型」であり、オンライン研修は「講師と受講者が同時刻に接続して学ぶリアルタイム型」を指します。

本記事では、これら2つの手法の具体的な使い分け方法、および学習を管理する基盤となる「学習管理システム(LMS)」の重要性について詳しく解説します。

eラーニングとオンライン研修(オンライン授業)の定義と違い

eラーニングとオンライン研修の最大の違いは「同期性」

eラーニングとオンライン研修の最も大きな違いは、学習が「非同期(自分のタイミング)」か「同期(リアルタイム)」かという点にあります。

以下の表に、主な違いをまとめました。

比較項目eラーニングオンライン研修(ライブ配信型)
学習の形式録画された教材を視聴・受講Web会議システム等によるリアルタイム授業
時間の制約なし(24時間いつでも可能)あり(指定された時間に受講)
場所の制約なし(インターネット環境があれば可)なし(インターネット環境があれば可)
相互作用基本的に一方通行(掲示板等は可)双方向(質疑応答やグループワーク可)
主な用途知識の定着、コンプライアンス教育スキル習得、ディスカッション、多人数教育

eラーニングは「個人のペース」を重視する学習形態

eラーニングは、あらかじめ用意されたテキスト、動画、テストなどのコンテンツを、受講者が自律的に進める学習方法です。
デバイスとネット環境さえあれば、通勤時間や業務の合間など、場所や時間を選ばずに学習できるのが特徴です。

オンライン研修は「一体感と双方向性」を重視する学習形態

オンライン研修(オンライン授業)は、ZoomなどのWeb会議ツールを用い、講師と受講者が同じ時間に接続します。
対面研修(集合研修)をそのままオンラインに置き換えた形式であり、その場での質疑応答や受講者同士のワークショップが可能です。

【実践】eラーニングとオンライン研修の使い分け方法

「教育の目的」と「対象者の環境」で手法を選択する

どちらの手法を採用すべきか迷った際は、以下の3つの判断基準(チェックリスト)を確認してください。

使い分けの判断基準チェックリスト

  • 大人数に一斉に、かつ正確に伝えたい内容か?eラーニングが最適
  • 受講者同士の議論や、その場でのフィードバックが必要か?オンライン研修が最適
  • 受講者の業務時間がバラバラで、時間を合わせるのが困難か?eラーニングが最適

内容・シーン別の使い分けガイド

具体的な研修内容に当てはめると、以下のような使い分けが一般的です。

研修の種類推奨手法理由
コンプライアンス・ハラスメント防止eラーニング正確な知識の網羅と受講ログの保持が最優先されるため。
ITリテラシー・ツール操作eラーニング操作画面を見ながら自分のペースで反復練習ができるため。
マネジメント・管理職研修オンライン研修正解のない課題に対し、他者の意見を聞き視野を広げる必要があるため。
営業ロールプレイングオンライン研修
AI型eラーニング
講師やペアからの即時フィードバックがスキル向上に直結するため。
また、AIと対話するロープレでも即時フィードバックが可能。
内定者・新入社員の交流オンライン研修孤独感の解消や組織への帰属意識を高めるために「繋がり」が重要なため。

eラーニングを支える「LMS(学習管理システム)」の重要性

eラーニングとLMSは「教材」と「基盤」の関係である

ここで混同されやすい「eラーニング」と「LMS」の住み分けを明確にします。

  • eラーニング:学習そのもの、または学習手法を指す。
  • LMS(Learning Management System):eラーニングを配信し、受講状況や成績を管理する「システム(土台)」を指す。

eラーニングを実施する際、単に動画を送るだけでは「誰が最後まで見たか」「内容を理解したか」が分かりません。これらを一元管理するのがLMSの役割です。

「不正受講防止機能」で教育の厳格性を担保する

コンプライアンス研修や資格試験など、厳格な運用が求められる場面では、LMSの「不正受講防止機能」が威力を発揮します。

  • 飛ばし見・早送り防止:動画を最後まで、または一定時間視聴しないと「完了」にならない制限をかける。
  • 身代わり受講の防止:ログイン時の二要素認証や、AI顔認証による本人確認。
  • カンニング対策:テスト設問のランダム出題(シャッフル機能)や、別ウィンドウ操作の制限。

これらの機能により、「受講させたつもり」で終わらせず、教育の質を組織として保証することが可能になります。

LMS導入で実現できる効率的な研修運用

LMSを活用することで、教育担当者の工数は劇的に削減されます。

  1. 自動配信・催促:未受講者にのみリマインドメールを自動送信。
  2. テスト・アンケートのデジタル化:採点や集計の自動化により、分析を即座に開始。
  3. 教材の資産化:過去の研修動画や資料をストックし、いつでも参照可能にする。

eラーニングのメリット・デメリットと向いているケース

eラーニングは「反復学習」と「コスト削減」に強みがある

eラーニングの最大の利点は、一度教材を作れば、何人に対しても、何度でも同じ品質で教育を提供できる点にあります。

【メリット】

  • コストの最適化:講師の派遣費用、会場費、受講者の移動費を大幅に削減できる。
  • 教育品質の均一化:講師のスキルに左右されず、全員に同じ内容を伝えられる。
  • 進捗管理の容易さ:誰がどこまで進んだか、テストの点数は何点かをデジタルで把握できる。

【デメリット】

  • モチベーション維持が困難:一人での学習になるため、強制力がないと後回しにされやすい。
  • 実技教育には不向き:ロールプレイングや複雑な動作の指導は、画面越しの一方通行では限界がある。

オンライン研修(ライブ型)のメリット・デメリットと向いているケース

オンライン研修は「リアルタイムな反応」と「実践」に強みがある

講師と受講者が繋がっているため、疑問点をその場で解消できるのが最大の強みです。

【メリット】

  • 双方向のコミュニケーション:講師への質問や、受講者同士の意見交換が活発に行える。
  • 適度な緊張感:決まった時間に受講するため、学習の強制力(習慣化)が働きやすい。
  • 最新情報の共有:その場で最新の事例やトレンドを盛り込んで解説できる。

【デメリット】

  • スケジュール調整の手間:全員の時間を合わせる必要があり、大規模になるほど調整が困難。
  • ネットワーク環境への依存:通信障害が起きると、研修全体がストップするリスクがある。

効果を最大化する「ブレンディッドラーニング」の進め方

知識はeラーニング、実践はオンライン研修で使い分ける

単一の手法に絞るのではなく、eラーニングとオンライン研修(または対面研修)を組み合わせる手法を「ブレンディッドラーニング」と呼びます。

【成功する組み合わせのステップ】

  1. 【事前学習(eラーニング)】:基本的な専門用語や理論を動画で各自学習。
  2. 【確認テスト(LMS)】:理解度を確認し、基準に達した人のみ次のステップへ。
  3. 【実践研修(オンライン/対面)】:知識がある前提で、ディスカッションやアウトプットに専念。
  4. 【事後フォロー(eラーニング)】:研修後の振り返りや、実践での疑問を掲示板で共有。

この構造にすることで、研修当日の「説明時間」を短縮し、より付加価値の高い「対話時間」を増やすことができます。

FAQ:eラーニングとオンライン研修に関するよくある質問

Q. eラーニングとオンライン授業(オンライン研修)はどちらが効果的ですか?
A. 目的によります。知識の暗記や反復学習ならeラーニング、思考力の育成や相互理解ならオンライン研修が適しています。まずは「何をゴールにするか」を明確にすることが重要です。

Q. 無料のWeb会議ツールだけで研修は完結できますか?
A. 実施は可能ですが、管理は困難です。「誰が参加したか」「理解したか」という記録をエクセル等で手動管理すると、人数が増えるほどミスや工数増大に繋がります。長期的にはLMSの活用を推奨します。

Q. eラーニング教材を自作するのは大変ですか?
A. 最近のLMS(LearningWareなど)は、パワーポイントやMP4動画をアップロードするだけで簡単に教材化できる機能が備わっています。専門知識がなくても内製化は十分に可能です。

まとめ:自社に最適な学習基盤の構築を

eラーニングとオンライン研修は、それぞれ異なるメリットを持っています。「時間・場所・コスト」を優先するなら eラーニング、「質疑応答・一体感・実践」を優先するならオンライン研修を選びましょう。
そして、これらの学習を単なる「やりっぱなし」にせず、組織の資産として蓄積するためには、強固な学習管理システム(LMS)が不可欠です。

4200社以上の実績を持つLMS「LearningWare」

プロシーズが提供する「LearningWare」は、4200社以上の導入実績を誇るLMSです。

  • 多機能な管理ツール:受講進捗の管理はもちろん、オンライン研修の予約管理や出席確認も一括で行えます。また、動画の飛ばし見防止や顔認証による不正受講防止など、厳格な運用を支える機能も豊富です。
  • スマホ・多言語対応:400万人以上のユーザーが利用する安定したプラットフォームで、場所を問わず学習可能。
  • カスタマーサクセス:単なるシステムの提供だけでなく、受講率向上のためのノウハウ提供や、運用設計のサポートも行っています。

eラーニングとオンライン研修を組み合わせた「次世代の教育」を検討されている方は、ぜひ一度プロシーズへご相談ください。

著者情報

運営事務局

運営事務局

eラーニングをはじめ、教育・研修に関するサービスを提供するプロシーズが運営するコラムサイト「LearningNote」の運営事務局です。企業の人材育成や研修、eラーニングに役立つ情報を発信しています。

コメント

eラーニングや企業研修、人材育成に関する最新情報や実践的なノウハウを、わかりやすくお届けします。日々の課題解決やより良い学びのヒントとして、ぜひお役立てください。