
楽天大学は2000年1月に設立され、
「楽天市場」というショッピングモールとしての「場」を提供するだけでなく、
その出店舗の売上を最大化するため、MBAのフレームワークを元としたノウハウを提供してきました。
既存のeラーニング講座の受講率、ログイン率、修了率向上を目指し、プロシーズから学習管理システム(LMS)の提供をさせていただきました。
サービスに関する感想を楽天の福島様と大島様に伺いました。
eラーニングのニーズの多さを感じました
プロシーズ(以下P) ── eラーニングを始められた理由は何だったのでしょうか?
楽天様(以下R)
以前は、会場を取り、講師を呼び、そこに受講者を呼んで講座を行っていました。しかし、ニーズが増えていき、次第に会場のキャパシティに限界が出てきました。そして、受講者である出店舗様方の時間と場所の制約もあり、また、来場するための交通費も問題でした。
そこで出店舗様方のスキマ時間を活用した解決策として、eラーニングサービスをはじめよう、ということになり早速企画に入りました。それが、2007年の12月だったんですけれど、4ヵ月後には講座を開講しました。
P ── eラーニングによる講座開講をした感触はいかがでしたか?
R
凄く手ごたえを感じました。
まず、楽天のシステムの使い方をeラーニング化してみたんです。すると、リリース後すぐ、毎月100~200店舗ある申込のうち7割もの方々がeラーニングの講座を選択されました。
eラーニングのニーズの多さを感じましたね。

P ── 順調に利用者数を増やす中で、なぜeラーニングシステムの変更を検討され始めたのでしょうか?
R
本当に受講が売り上げにつながっているのか、その点が曖昧になってきたんです。
それまで使っていたシステムでは、受講率・ログイン率・修了率が低く、特に修了率に至っては半分以下でした。そして、受講成果の確認をする機能もありませんでした。
そのようなかたちで、従来のやり方では限界を感じ、抜本的にシステムを考えなおすことにしました。
我々がやりたい事に対して、どれだけ理解してくれて、一緒に考えてくれているかが重要でした。
P ── システムの選定の際は、何社ぐらいに声をかけたのですか?
R
10社に声をかけました。
たとえば、最初のeラーニング導入時に声をかけた企業や、
楽天社内でeラーニングの仕組みを導入していただいている業者さんです。
ネットで検索もしてみました。
P ── プロシーズに決めて頂いた理由は?
R
まず、やりたいことがはっきりとあったので、そこがMUST要件となっていました。
それは、ライブ機能と宿題機能です。
あとは、話をしている中で我々がやりたい事に対して
どれだけ理解してくれて、一緒に考えてくれているかが重要でした。
そういう意味では、
一番最初に、システムを見たときに、プロシーズのシステムは受講者フォローの仕組みが非常に充実している印象がありますね。
受講者抽出が細かに出来るところとか、
リマインドメールを送れるところとか。
それと、受講画面が扱いやすいデザインになっているのも非常に大きかったです。
eラーニングって、難しそうなイメージがあって、少しでも複雑な構造になってしまうと、受講者に敬遠されてしまいますから。
あと、レポート機能も充実していました。
プロシーズさんは、色々提案して頂いて、やりたい事に非常に沿っていたんです。
そして、コスト面でも、魅力的な価格でした。
P ── プロシーズのシステムを使うことで変わったことはありますか?

R
まず、元々の課題だった修了率は、ログイン率と併せて初月から格段に上がりましたね。
また、これまではコンテンツの綺麗さを非常に求めていました。
見た目がよくわかりやすいコンテンツを作ることがベストであろうという視点を重視して、eラーニングサービスを考えていました。
ただ、やっている中で、実際はそうではない、綺麗さや見た目ではなく、
教える内容や、受けてもらった後の実践・フォローが非常に重要で、
満足してもらえているか、実践できているかを調べられるかどうかが受講者にとって重要だと思うようになりました。
そこがプロシーズの仕組みだと、
受講者フォローや、アンケートの仕組みが充実していたので良かったです。
内容もフレキシブルに変えていただけるので、今後の未来も明るいと思っています。
そうやって、振り返りをしながら、軌道修正しながら、よりよいコンテンツ、
サービスを提供して行きたいと思っています。
対多数の対応において、eラーニングは非常に有効な手段だと考えています。
P ── 今後の展開はどのようにお考えでしょうか?
R
やはり、国際化がキーワードですね。
台湾、中国、タイ、インドネシアの楽天市場でも日本のものが買えるようになっています。
そのため、出店者にも海外で大きな売上を上げているところもあります。
中国は、中国での実績を元にノウハウを一から構築しようとしているところです。
フランス、スペインでは事業提携などをやっています。
台湾はすでに、楽天大学があります(まだeラーニングではなく、座学ですが)。
また、今後の発展のために、
eラーニングの強みであるコンテンツの英語化というのが考えの中にあります。
P ── 最後に、プロシーズに期待する所は?

R
今後店舗が増えることを考えると、多くの店舗をフォローする必要が出てきます。
そういった対多数の対応において、eラーニングは非常に有効な手段だと考えています。
そういう意味でも、よりフレキシブルに対応していただけるとありがたいです。
あとは、いきなりは難しいですが、
SNS機能で、受講者同士がつながりを持てていけるといいかな、と思っています。
横のつながりは、実際会場で受ける講座では大きな売りになっていますよね。
楽天の人間と話せることと、店舗同士で話せることでは内容も異なるし、相互に刺激しあってよい関係になっている所もあります。
P ── 是非、その点を踏まえ、今後もより良いものを作っていきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。


















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